ブロックチェーン技術と暗号資産市場の最新動向:スケーリング、市場分析、開発の未来

はじめに

最近読んで面白かった記事をまとめて突っ込んだ。各記事は勝手に読んでください

 

https://medium.com/chainlight/ecosystem-explorer-exploring-the-bitcoin-l2-saga-and-recent-solutions-3d8eb08055e8

https://www.simplicitygroup.xyz/blog/how-to-research-tokens-as-retail

https://keyrock.com/airdrops-in-the-barren-desert/

https://www.odaily.news/en/post/5198690

https://blog.li.fi/the-untold-trade-offs-in-intent-based-bridges-1c7e5cdd0ac0

https://dba.xyz/modular-money-liquid-staking-for-people-in-a-hurry/

https://dba.xyz/l1-l2-token-value-capture/

https://www.odaily.news/post/5198976

https://thanefield.capital/a-whirlwind-tour-of-chain-abstraction/

https://www.odaily.news/post/5199261

https://www.odaily.news/post/5199022

https://www.odaily.news/post/5199213

https://www.odaily.news/post/5199112

https://joincolossus.com/article/paradigm-shifts-matt-huang/

https://www.odaily.news/post/5202820

https://wublock.substack.com/p/a-comprehensive-guide-to-stablecoin?r=jbpop&utm_campaign=post&utm_medium=web&triedRedirect=true

https://zenn.dev/mizchi/articles/all-in-on-cline

https://www.oreilly.com/radar/the-end-of-programming-as-we-know-it/

https://steve-yegge.medium.com/the-death-of-the-stubborn-developer-b5e8f78d326b

https://foresightnews.pro/article/detail/83095

https://foresightnews.pro/article/detail/80084

第1部:ブロックチェーンスケーリングと相互運用性の進化

1.1 ビットコインL2ソリューション:現状と多様性

ビットコインは、その先駆的な地位と普及に伴い、ネットワークの混雑による取引速度の遅延や手数料の高騰といったスケーラビリティの問題に直面している 1。これは、平均約10分というブロック生成時間と、毎秒7〜8トランザクション(最大でも約11 TPS)という限られた処理能力に起因する 1。さらに、ビットコインの基本的な設計では、イーサリアムのような他のブロックチェーンと比較して、複雑なスマートコントラクトや分散型アプリケーション(DApps)の実行が本質的に困難であるという制約も抱えている 1

これらの課題に対処するため、ビットコインの基盤となるレイヤー1(L1)ブロックチェーンの上に構築されるセカンダリプロトコルフレームワークとして、レイヤー2(L2)ソリューションが登場した 1。L2ソリューションは、トランザクションの一部または大部分をメインのブロックチェーン(L1)の外、すなわちオフチェーンで処理することにより、L1の負荷を軽減する。これにより、トランザクション処理速度の向上と手数料の削減(スケーラビリティ向上)、スマートコントラクト機能の導入(プログラマビリティ強化)、そしてDeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)といった新たなユースケースの実現(機能拡張)を目指す 1。L2の重要な利点は、ビットコインL1が持つ高いセキュリティと広範なネットワーク効果を活用しつつ、L1自体の基本的なプロトコルや構造を変更する必要がない点にある 1

現在、ビットコインL2を実現するための主要な技術アプローチがいくつか存在する。

  • ステートチャネル (State Channels): ライトニングネットワークがこの技術の代表的な実装例である 1。これは、取引を行う二者(または複数者)間でオフチェーンの専用チャネルを開設し、そのチャネル内で多数のトランザクションを迅速かつ低コストで実行する仕組みである。チャネル開設時と閉鎖時の最終的な残高のみがL1ブロックチェーンに記録されるため、L1の負荷を大幅に削減できる。特に少額決済(マイクロペイメント)に適しているが、チャネルが機能するためには事前に十分な資金をチャネル内にロック(ファンディング)しておく必要がある 2
  • サイドチェーン (Sidechains): Rootstock (RSK) や Liquid Network などがこのカテゴリに含まれる 2。サイドチェーンは、独自のコンセンサスメカニズムを持つ独立したブロックチェーンであり、L1のビットコインブロックチェーンとは「双方向ペグ(2-way peg)」と呼ばれる仕組みで接続される 2。これにより、ユーザーはビットコイン(BTC)をサイドチェーンに送金し、そこでペグされたトークン(例:RSKのRBTC、LiquidのL-BTC)として利用できる。RSKビットコイン上でスマートコントラクトを実行可能にすることに重点を置き、Liquid Networkはより高速で機密性の高いトランザクションや、ステーブルコイン、セキュリティトークンなどの様々なデジタルアセットの発行をサポートする 2
  • ロールアップ (Rollups): この技術は、多数のオフチェーントランザクションを一つのバッチにまとめ、そのデータを圧縮してL1ブロックチェーンに記録するスケーリング手法である 1。データの正当性を証明する方法により、ゼロ知識証明を用いるZK-Rollupsと、不正があった場合に異議申し立てを行うOptimistic Rollupsの二種類が存在する 6。ロールアップはイーサリアムエコシステムで広く採用されているが、Merlin Network 6 のようなビットコインL2プロジェクトでも採用され始めている。
  • その他のアプローチ: 上記以外にも多様なL2ソリューションが存在する。例えば、Stacks(旧Blockstack)は、ビットコインL1と連携する独自のコンセンサスメカニズム「Proof-of-Transfer (PoX)」と、安全性を重視したスマートコントラクト言語「Clarity」を用いて、ビットコイン上でスマートコントラクトとDAppsを実現するL2である 2。その他にも、Drivechain 2、Mintlayer 2、Interlay 2、Babylon 2、MAP Protocol 5、Dovi 5、BEVM 1、BVM 1 など、それぞれ異なる特徴を持つプロジェクトが開発されている。

ビットコインL2ソリューションは、スケーラビリティの向上、取引コストの削減、スマートコントラクトなどの新機能追加、プライバシーの強化といった多くの利点を提供する 1。しかし、一方で解決すべき課題も存在する。異なるL2ソリューション間の相互運用性の確保、エンドユーザーにとっての利用の複雑さ、L2ごとに流動性が分散してしまう「流動性の断片化」、特定のL2ソリューションにおける中央集権化のリスク(特に開発初期段階や特定の設計において)、L2導入に伴う新たなセキュリティリスク、開発者が新しい技術を習得するためのコスト、そしてL2の性能がL1への最終的なトランザクション記録(決済)の速度やコストに依存してしまう点などが挙げられる 1

これらのL2ソリューションの発展は、単にビットコイントランザクション処理能力を高めるだけでなく、より広範な影響をもたらしつつある。初期のL2、特にライトニングネットワークは主に決済(ペイメント)のスケーリングに焦点を当てていた 3。しかし、Stacks、RSK、Liquid Networkといった後続のL2ソリューションは、スマートコントラクトの実行、DeFiアプリケーションの構築、新たなデジタルアセットの発行など、従来のビットコインネットワークだけでは実現が難しかった高度な機能を提供するようになった 2。これにより、ビットコインは単なる「デジタルゴールド」としての価値保存手段に留まらず、多様なアプリケーションを実行可能なプラットフォームへと進化する潜在力を秘めていることが示された 1。この進化は、ビットコインのコアプロトコル自体に大きな変更を加えることなく、L2という形でエコシステム全体の機能性と魅力を高めるものであり、単なる技術的なスケーリング問題の解決策を超えて、ビットコインエコシステム全体の変革を促す触媒としての役割を果たし始めていると言えるだろう。この動きは、イーサリアムを中心とする既存のスマートコントラクトプラットフォームとの競争や補完関係において、ビットコインに新たな価値提案をもたらす可能性がある。

表1:主要なビットコインL2ソリューションの比較

ソリューション名 (Solution Name)

主要技術 (Key Technology)

主な特徴/ユースケース (Main Features/Use Cases)

主要プロジェクト例 (Example Projects)

ライトニングネットワーク (Lightning Network)

ステートチャネル (State Channel)

高速・低コストなマイクロペイメント、オフチェーントランザクション

Lightning Network

Stacks

Proof-of-Transfer (PoX), Clarity言語

スマートコントラクト、DApps、ビットコインL1によるセキュリティ確保

Stacks (STX)

Rootstock (RSK)

サイドチェーン (Sidechain), マージマイニング

スマートコントラクト (EVM互換)、DeFiビットコインとの双方向ペグ (RBTC)

Rootstock (RSK)

Liquid Network

サイドチェーン (Sidechain), フェデレーション

高速・機密性の高いトランザクション、デジタルアセット発行 (L-BTC, ステーブルコイン等)

Liquid Network

ロールアップ (Rollups)

ロールアップ (ZK/Optimistic)

スループット、低コスト、オフチェーントランザクションバッチ処理

Merlin Network (例)

(注: この表は代表的なソリューションを示しており、全てのL2プロジェクトを網羅するものではない。)

1.2 クロスチェーン技術:インテントベースブリッジとチェーン抽象化

ビットコインL2やイーサリアムのロールアップなど、ブロックチェーンのスケーリングソリューションが数多く登場するにつれて、新たな課題が顕在化している。それは、流動性とユーザー体験の「断片化」である 9。ユーザーは、異なるブロックチェーン上に分散した資産を管理し、それぞれのチェーンに対応したウォレットやネイティブトークン(ガス代支払い用)を用意する必要があり、ブロックチェーンの利用はますます複雑になっている。

このようなマルチチェーン環境における課題を解決するため、新たな技術が登場している。その一つが「インテントベースブリッジ」である 10。これは、ユーザーが具体的な取引手順を指定する代わりに、「何を達成したいか(例:チェーンAのトークンXを、チェーンBのトークンYに、できるだけ有利なレートで交換したい)」という最終的な目標、すなわち「意図(Intent)」を表明するアプローチである。システムや第三者のエージェント(SolverやRelayerと呼ばれる)が、その意図を実現するための最適な経路(最も良い価格、最速の実行、許容可能なセキュリティレベルなど)を自動的に見つけ出し、実行する。これにより、ユーザーは複雑なプロセスから解放され、より直感的でシンプルなユーザーエクスペリエンス(UX)を得ることが期待される 10

しかし、このインテントベースブリッジにもトレードオフが存在する。クロスチェーン流動性プロトコルであるLI.FIによる分析 10 によると、Across V2やDLNといった既存のインテントベースブリッジの多くでは、実際にユーザーの意図(オーダーフロー)を実行しているエージェントの数が非常に少なく、ごく一部のエージェント(特にプロトコル開発チーム自身が運営するエージェント)が市場シェアの大半を占めていることが指摘されている。これは、サービスの初期段階においては信頼性確保のために必要な側面もあるかもしれないが、長期的に見ると、システム全体の停止リスク、規制当局からの圧力に対する脆弱性、検閲のリスク、さらには市場操作の可能性といった、中央集権化に伴う様々なリスクを高める可能性がある。また、エージェント間の競争が不足しているため、ユーザーは必ずしも理論的に可能な最良の価格や実行速度を享受できていない可能性も示唆されている。インテントベースブリッジが真に分散化され、持続可能なエコシステムとして成長するためには、より多くのエージェントが公平に参加できるようなメカニズム設計や、スケーラビリティに関するさらなる研究開発が必要であると結論付けられている 10

さらに進んだ概念として、「チェーン抽象化(Chain Abstraction)」がある 9。これは、ユーザーや開発者から見て、基盤となる個々のブロックチェーンの存在やその複雑さを可能な限り隠蔽し、あたかも単一のシームレスなシステムであるかのように感じさせることを目指すアプローチである。理想的なチェーン抽象化が実現されれば、ユーザーは自分がどのブロックチェーン上で操作を行っているのかを意識する必要がなくなり、開発者は特定のチェーンに縛られずに、複数のチェーンにまたがって動作するアプリケーションを容易に構築できるようになる 9

チェーン抽象化を実現するためには、いくつかの重要な技術要素が必要となる 9。まず、ユーザー体験を向上させるための「アカウント抽象化」がある。これは、従来のウォレット(EOA: Externally Owned Account)が抱える秘密鍵管理の難しさや、各チェーンのネイティブトークンでガス代を支払う必要があるといった課題を、スマートコントラクトウォレットを導入することで解決しようとするものである。次に、異なるブロックチェーン間で安全かつ効率的に通信や資産移転を行うための「相互運用性プロトコル」や、断片化した流動性を集約する「流動性集約メカニズム」が必要となる。さらに、前述の「インテントベースのデザイン」も、ユーザーの意図を基点として最適な実行経路を選択する上で重要な役割を果たす。そして最終的には、これらの基盤となるインフラストラクチャを統合し、開発者とユーザーに対して一貫性のあるインターフェースを提供する「アプリケーションレイヤー」が構築されることが想定される 9

ビットコインL2やイーサリアムのロールアップといったスケーリングソリューションの普及は、必然的にブロックチェーンの数を増加させ、エコシステムをマルチチェーン化させる 9。このマルチチェーン化が進むほど、ユーザーの資産やアプリケーションは異なるチェーンに分散し、「断片化」の問題が深刻化する 9。断片化した環境では、ユーザーが資産を自由に移動させたり、複数のチェーンにまたがるサービスを利用したりする際の体験は悪化し、非効率性が増大する。この問題を解決するために、チェーン間のシームレスな通信と資産移動を可能にするクロスチェーンブリッジ技術 10 や、さらに一歩進んで、チェーンの存在そのものをユーザーから隠蔽しようとするチェーン抽象化 9 の重要性が高まるのは、技術進化の自然な流れと言える。つまり、L2のようなスケーリング技術の成功と普及は、それらを繋ぎ合わせ、ユーザー体験を統一するためのクロスチェーン技術や抽象化レイヤーの進化と採用を直接的に促進する関係にある。このため、今後はL2やロールアップ自体の開発だけでなく、それらを相互接続し、ユーザー体験を向上させるブリッジ、相互運用性プロトコル、チェーン抽象化レイヤーへの投資と開発がますます加速すると予想される。ただし、インテントベースブリッジの分析 10 が示したように、これらの新しい技術レイヤーにも、中央集権化リスクやセキュリティリスクといった独自のトレードオフが存在するため、その設計と運用には慎重な評価が求められる。

1.3 イーサリアムEVMの性能課題と並列実行への道

イーサリアムおよびその仮想マシンであるEVM(Ethereum Virtual Machine)は、スマートコントラクトプラットフォームとして広く普及しているが、そのトランザクション処理方法に起因する性能上の課題を抱えている。EVMは基本的にトランザクションを一つずつ順番に処理する「逐次的実行モデル」を採用しているため、ネットワークの利用が増加すると、処理待ちのトランザクションが溜まり(輻輳)、結果としてトランザクション手数料(ガス代)が高騰するというボトルネックが生じやすい 11

この性能上の限界を克服するための有望な解決策として、「並列実行(Parallel Execution)」が提案されている 11。並列実行は、互いに依存関係のない複数のトランザクションを同時に処理することを可能にするアプローチである。これにより、ネットワーク全体のスループット(単位時間あたりに処理できるトランザクション数)を大幅に向上させ、トランザクションの確定に要する時間を短縮し、ガス代を削減することが期待される 11

ただし、EVMのようなステートフルな(状態を持つ)システムで並列実行を安全かつ正確に実装するには、技術的な課題も存在する。例えば、同時に実行されるトランザクション間で状態の競合(同じデータへのアクセスなど)が発生しないように管理する必要がある。また、複数のトランザクションが一体として成功または失敗することを保証する「原子性(Atomicity)」や、実行結果の一貫性を保つ仕組みも重要となる 11

Gate Venturesによる分析では、並列実行は現在のEVMが抱える性能ボトルネックを打破するための重要な道筋であると結論付けられている 11ビットコインL2 や、Solana、Seiといった他の高性能ブロックチェーン 1 が登場し、スケーラビリティを巡る競争が激化する中で、イーサリアムおよびEVM互換チェーンは性能向上への強いプレッシャーに晒されている 11。従来の逐次実行モデルでは性能向上に限界が見え始めているため、トランザクション処理の根本的なアーキテクチャを見直し、並列実行を導入することが、競争力を維持・向上させるための鍵となりつつある 11。これは、単なる部分的な改善ではなく、EVMのコアな動作原理に関わる大きな変革であり、市場からのより高いパフォーマンスへの要求が、このような技術革新を後押ししている状況を示している。今後、並列実行可能なEVM、あるいはその派生技術の開発競争が活発化し、成功裏に実装されれば、EVMエコシステム全体のパフォーマンスが飛躍的に向上する可能性がある。これはEVMベースのL1やL2ブロックチェーンの競争力強化に直結する一方で、実装の複雑さや既存のスマートコントラクトとの互換性といった課題も慎重に注視していく必要があるだろう。

第2部:暗号資産市場の分析と投資戦略

2.1 個人投資家向けトークンリサーチ:ファンダメンタルズとセンチメント

暗号資産市場への参加者が増加する中で、特に個人投資家(リテール)がトークンを投資対象として適切に評価し、情報に基づいた意思決定を行うための方法論が重要になっている。Simplicity Groupによる分析 12 では、個人投資家が公開情報を活用してトークンを調査するための具体的なフレームワークが提示されている。このフレームワークは、主に二つの分析軸に基づいている。一つは長期的な投資判断に用いられる「ファンダメンタル分析」、もう一つは短期的な価格変動の予測に役立つ「センチメント分析」である 12

ファンダメンタル分析は、トークンそのものの価格変動を追うのではなく、そのトークンが依拠するプロジェクト、プロダクト、またはサービスの基礎的な価値(ファンダメンタルズ)を評価することに焦点を当てる 12。長期的な価値の持続性を見極めるためには、以下の7つの側面からの詳細な調査が推奨されている 12

  1. イデアと市場: プロジェクトが解決しようとしている問題は現実的か、ターゲット市場の規模は十分か、競合に対する優位性は存在するか。
  2. チーム: 創設者や主要メンバーの経験、専門知識、過去の実績、人脈はプロジェクトの成功確率に大きく影響する。特に、匿名チームのプロジェクトはリスクが高いと警告されている。
  3. 支援者: 著名なベンチャーキャピタル(VC)、ローンチパッド、取引所からの支援は、プロジェクトの信頼性、資金力、マーケティング力を示す指標となる。
  4. トークノミクス: トークンの具体的な用途(ユーティリティ)、トークンの供給スケジュール(ベスティング)、初期の評価額や時価総額を分析し、将来的な買い圧力と売り圧力のバランスを見極める。インフレ率が高すぎないか、初期評価額が過大でないかなどが重要な検討事項となる。
  5. ユーザー: プロジェクトが実際に利用されているかを示す指標(アクティブウォレット数、プロトコルが生み出す手数料収入、取引量など)を確認する。ソーシャルメディアのフォロワー数のような表面的な指標に惑わされない注意が必要。
  6. ロードマップ: プロジェクトが過去に掲げた目標を達成してきたか、将来の計画は明確かつ合理的かを確認する。頻繁な遅延や非現実的な目標は危険信号となりうる。
  7. マーケティング: マーケティング戦略がプロダクトの実態と合致しているか、その質は高いか、誇大広告に依存しすぎていないかなどを評価する。

一方で、センチメント分析は、短期的な価格変動を予測する上で重要となる、市場参加者のプロジェクトに対する感情や期待(センチメント)を把握しようとするものである 12。ファンダメンタルズが良好であっても市場のセンチメントが伴わなければ価格が上昇しない場合もあれば、逆にファンダメンタルズが脆弱でも、過度な期待や誇大広告によってセンチメントが高まり、価格が急騰することもある。コミュニティの熱量や規模、高い利回り(APY)や預かり資産総額(TVL)といった、時に実態以上に良く見せる可能性のある指標、そして広告戦略などがセンチメント形成に影響を与える要因として挙げられている 12

結論として、暗号資産投資で成功するためには、ファンダメンタル分析とセンチメント分析の両方を理解し、自身の投資戦略(長期か短期か)やリスク許容度に応じて、これらの分析手法を適切に使い分けることが重要であると述べられている 12。特に暗号資産市場では、プロジェクトの実態価値(ファンダメンタルズ)と市場の期待や熱狂(センチメント)との間に大きなギャップが生じやすい。ファンダメンタル分析を通じてプロジェクトの持続可能性や本質的価値を評価しつつ、センチメント分析によって市場心理が価格に与える影響や、それに伴うリスク(例えば、センチメントだけで上昇した価格の急落リスク)を理解することが、より賢明な投資判断に繋がるだろう。

2.2 エアドロップ戦略の評価:成功要因とリスク

エアドロップは、新しいトークンを市場に配布し、プロジェクトの認知度を高め、初期のコミュニティを形成するための一般的な手法となっている。しかし、Keyrockによる2024年のエアドロップ事例の分析 13 によると、その効果は一様ではない。分析対象となったエアドロップトークンのうち、実に88%が配布から数ヶ月以内に価格が下落しており、多くのプロジェクトがエアドロップによる初期の注目を持続的な価値向上に繋げられていない現状が示されている 13

同分析では、エアドロップの成功と失敗を分ける要因についても考察されている 13。成功したエアドロップに見られる傾向としては、以下の点が挙げられる。

  • 配布規模: トークン総供給量に対して比較的大規模な配布(例:10%以上)を行ったエアドロップの方が、小規模な配布(例:5%未満)よりも良好なパフォーマンスを示す傾向がある。
  • 現実的なFDV (Fully Diluted Valuation): ローンチ時の完全希薄化後時価総額(FDV)が過度に高く設定されていると、将来的な売り圧力に対する懸念から価格が下落しやすい。現実的な評価額でのローンチが重要である。
  • 十分な流動性: 特に高いFDVでローンチする場合、その評価額を支えるだけの十分な市場流動性が不可欠である。流動性が不足していると、エアドロップ受領者からの売り圧力に耐えられず、価格が急落するリスクが高まる。
  • 配布戦略: 単に広く配布するだけでなく、プロジェクトに長期的に貢献する可能性のあるユーザーや、真のコミュニティメンバーを対象とした、質の高い配布戦略を採用している(例として$DRIFTが挙げられている)。

一方で、失敗したエアドロップ、すなわち配布後に価格が大幅に下落したケースでは、以下のような特徴が見られることが多い 13

  • 投機的な参加者の誘引: エアドロップの条件が短期的な利益獲得のみを目的とする参加者(いわゆる「エアドロファーマー」)を惹きつけやすく、プロジェクトへの長期的な関与や貢献(エンゲージメント)に繋がらない。$ZENDの事例では、プロダクトやブランド認知が確立される前にエアドロップを実施したため、このような短期目的の参加者が集まり、価格が大幅に下落した。
  • 過大なFDVと流動性不足: 上記の成功要因の裏返しであり、非現実的な高い評価額と、それを支える流動性の欠如が価格下落の主因となる。

これらの分析から、エアドロップはトークン配布と初期の話題作りにおいて有効な戦略となり得る一方で、その設計には慎重な検討が必要であることがわかる 13。特に、エアドロップの設計は、短期的な注目度や市場へのインパクトを最大化することと、トークンの長期的な価値を維持し、健全なエコシステムを育成することとの間のトレードオフに直面する。例えば、配布規模を大きくし、参加条件を緩くすれば、短期的には多くの参加者を集め、話題性を高めることができるかもしれない。しかし、その結果として投機的な保有者が増え、FDVが実態以上に高騰し、十分な流動性が確保できなければ、配布後の売り圧力によって価格は持続不可能になる可能性が高い 13。逆に、$DRIFTの例 13 が示唆するように、配布対象者を真のユーザーや貢献者に絞り込み、現実的なFDVと十分な流動性を計画することで、長期的な価値の維持に繋がる可能性もある。したがって、プロジェクトチームは、エアドロップを単なるマーケティング施策として捉えるのではなく、トークノミクス全体の設計思想の一部として位置づけ、短期的な効果と長期的なエコシステムの健全性とのバランスを考慮した上で、配布規模、FDV、流動性計画、そして配布対象者の質を見極める戦略的な判断が求められる。投資家側も、エアドロップに参加する際には、期待されるリターンだけでなく、これらの要因を評価し、配布後の価格変動リスクを考慮する必要があるだろう。

2.3 L1/L2トークンの価値獲得メカニズム分析

暗号プロトコル、特にレイヤー1(L1)およびレイヤー2(L2)ブロックチェーンのネイティブトークンの価値をどのように評価すべきか、という問いは、市場参加者にとって重要な関心事である。しかし、dba.xyzによる分析 14 では、従来の企業財務分析で用いられるフレームワークや指標(例:利益、収益)を、分散型である暗号ネットワークにそのまま適用することには問題があると指摘されている。ネットワークは中央集権的な企業体ではなく、特定の所有者が利益を独占するわけではないため、「ネットワークの利益」といった概念は本質的に意味をなさない 14

より適切な分析の焦点は、ネットワークに参加する全てのトーク保有者が集合的に得られる純粋な経済的リターン、すなわち「トーク保有者への純収入(Net Income to Tokenholders)」であるべきだと提案されている 14。これが、トークンが長期的に価値を生み出す能力を測る上で最も有用な指標となる。この純収入は、以下の計算式で近似できるとされる 14

トーク保有者純収入 = REV (実質経済価値) - オペレーターへの支払い

ここで、REV(Real Economic Value)は、ネットワークが実際に利用された結果として生み出される経済的価値の総量であり、主にユーザーが支払うトランザクション手数料と、ブロック生成者(マイナーやバリデーター)がトランザクションの順序等から得る追加的な価値(MEV: Maximal Extractable Value)の一部(チップなど)の合計として定義される 14。一方、「オペレーターへの支払い」は、ネットワークのインフラ(ブロック生成、検証、データ保存など)を維持・運営するために、その役割を担う参加者(マイナー、バリデーター、シーケンサーなど)に対して支払われる報酬(インセンティブ)を指す 14

また、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)コンセンサスメカニズムを採用するネットワークにおいて、ステーキング報酬として新規に発行されるトークンについては、ネットワーク全体のコストとして計上するのではなく、既存トーク保有者から新規発行分を受け取るステーキング参加者への所有権の移転(再分配)として捉えるべきだと論じられている 14。ただし、国や地域によってはこの新規発行トークンが課税対象となる場合があり、その場合は一部の保有者にとって実質的な負担(コスト)となり得る点には留意が必要である。

L1トークンとL2トークンの価値獲得メカニズムを比較すると、基本的な計算構造(REV - オペレーター支払い)に大きな違いはないとされる 14。ただし、L2は通常、自身のトランザクションの最終的な確定(セトルメント)やセキュリティの一部を基盤となるL1に依存しているため、L2の「オペレーターへの支払い」には、L2自身の運営者への支払いに加えて、L1のオペレーター(バリデーター等)に対して支払う手数料が含まれることになる 14

この分析フレームワークは、L2トークンの価値がどのように形成されるかについて重要な示唆を与える。L2ネットワークが独自の価値(例えば、高い処理能力、低い手数料、特定のアプリケーション実行環境など)を提供し、多くのユーザーとトランザクションを惹きつけることができれば、L2が生み出すREVは増加する。しかし、その活動を支え、最終的な結果をL1に記録するためには、L1に対して一定のコスト(データ書き込み手数料など)を支払う必要がある。したがって、L2トークンの本質的な価値獲得能力は、L2自身が生み出すREVの大きさと、L1への依存に伴うコストとの差額、すなわちL2レベルでの純収入に大きく左右されることになる 14。L1へのデータ書き込みコストが高かったり、L2のデータ圧縮効率が悪かったりすれば、L2が生み出した価値のかなりの部分がL1に流出してしまう可能性もある。このことから、L2プロジェクトを評価する際には、単にトランザクション数や預かり資産総額(TVL)といった表面的な指標だけでなく、L1への依存コストを考慮した上での「純粋な価値創出能力」を分析することが極めて重要になる。これは、今後ますます激化すると予想されるL2間の競争においても、重要な差別化要因となり得るだろう。

最後に、トークンの価値は、このような収入創出能力(キャッシュフロー生成能力)だけで決まるものではなく、トークンが持つ実用的な機能(ユーティリティ価値)や、長期的な価値の保存手段としての信頼性(マネタリープレミアム)によっても左右されると指摘されている 14。特にビットコイン(BTC)は、収入創出能力よりも、その強力なマネタリープレミアムによって価値が支えられている代表例として挙げられている。したがって、トークンの価値評価は多面的に行う必要があり、現在の市場における一部のL1/L2トークンの評価額には、将来の収入創出能力に対する過大な期待が織り込まれているリスクも示唆されている 14

2.4 リキッドステーキングの台頭とエコシステムへの影響

プルーフ・オブ・ステーク(PoS)コンセンサスメカニズムを採用するブロックチェーンが増加する中で、ネットワークのセキュリティを維持するためにネイティブトークンをステーキング(ロックアップ)することが一般的になっている。しかし、ステーキングされた資産は通常、他の用途(例えばDeFiプロトコルでの運用)に利用できなくなり、資本効率性の低下を招くという課題があった。この課題に対する解決策として、「リキッドステーキング」が急速に注目を集めている 15。リキッドステーキングは、ユーザーがネイティブトークンをステーキングする代わりに、その価値に裏付けられた代替トークン(LST: Liquid Staking Token)を受け取る仕組みである。ユーザーはLSTを保有することでステーキング報酬を受け取り続けながら、同時にそのLSTをDeFiプロトコルでの担保提供、流動性提供、取引などに活用することが可能になる 15

Cosmosエコシステムにおいては、Strideというプロジェクトがリキッドステーキングに特化したチェーンとして登場し、重要な役割を担いつつある 15。Strideは、Cosmosの標準的な相互運用性プロトコルであるIBC(Inter-Blockchain Communication)に対応した様々なチェーン(例:Cosmos Hub (ATOM), Osmosis (OSMO), Celestia (TIA) など)のネイティブトークンに対して、リキッドステーキング機能を提供する。具体的には、Interchain Accounts (ICAs)、Interchain Security (ICS)、Liquid Staking Module (LSM) といったCosmos固有の技術を活用し、ユーザーから預かったネイティブトークンを各チェーンでステーキングし、その代わりにstATOMやstTIAといったLSTを発行する 15

CosmosエコシステムにおけるLST市場は、イーサリアムと比較するとまだ発展途上にあると指摘されている 15イーサリアムでは、The MergeによるPoS移行や、ネイティブステーキングの技術的な制約(例:最低32 ETHが必要)などからLSTの需要が急速に高まったのに対し、Cosmosではネイティブステーキングが比較的容易であることや、エコシステム全体のDeFiの普及が相対的に遅れていたことなどから、LSTの普及率はまだ低い状況にある。しかし、Celestia (TIA) のように、特定のチェーンだけでなく、モジュラーブロックチェーンアーキテクチャのデータ可用性レイヤーとして、多くのロールアップ等で利用される可能性のあるアセットについては、そのLSTであるstTIAへの需要が高まることが期待されている 15。Strideは、Celestiaのような新しいIBC対応チェーン(dYdXチェーンやDymensionなども含む)への対応を進めることで、数十億ドル規模に成長する可能性のある市場において、主要なLSTプロバイダーとなることを目指している 15

LST市場は、その性質上、ネットワーク効果が強く働く傾向にある 15。特定のLST(例:stTIA)が、より多くのDeFiプロトコルに統合され、より高い流動性を持ち、より安全であると認識されるようになると、ユーザーはそのLSTを選好するようになる。これにより、さらに流動性が集まり、統合が進むという正のフィードバックループが生まれ、結果として先行者や市場シェアの高いLSTプロバイダーが有利になりやすい。Strideは、Cosmosエコシステムにおける中立的なプロバイダーとしての立場、Interchain Securityによる高いセキュリティ、そしてこれまでの運用実績を強みとして、この競争の激しい市場で主導的な地位を確立しようとしている 15。特にstTIAの設計においては、Celestiaコミュニティの意向を尊重し、バリデーター選定における分散化(コピー・ステーキングなど)や、将来的にはZK-rollup技術を活用した、より安全で効率的なLSTの実現も視野に入れている 15

TIAトークン自体が、そのエコシステム内での広範な利用(ロールアップのガス代やデータ可用性レイヤーとしての利用)を通じて、「モジュラーマネー」としての地位を確立する可能性がある中で、stTIAもまた、安全かつCelestiaの理念に沿ったLSTとして、TIAと同様の「マネーネス」(通貨としての特性)を持つことが期待されている 15。Strideは、stTIAの主要な発行体となるだけでなく、TIAトークンの主要なブリッジングハブとしての役割も担うことを目指している。Stride自身の経済モデルとしては、発行したstTokenから得られるステーキング報酬の一部(15%)をCosmos Hubのセキュリティ費用として支払い、残りの大部分をStrideのネイティブトークンであるSTRDのステーキング参加者に分配する仕組みを採用している。STRDトークンは、プロトコルのガバナンス、インセンティブ付与、そして他のCosmosチェーンユーザーへのエアドロップなどに利用され、Strideエコシステムの成長を促進する役割を担っている 15

リキッドステーキングの普及は、PoSネットワークの資本効率性を大幅に向上させる可能性を秘めている。本来であればネットワークのセキュリティ維持のためにロックされていた資本が、LSTを通じてDeFiエコシステムに還流し、さらなる経済活動を生み出すからである 15。これは、PoSネットワークのセキュリティ(ステーキング参加者の増加を促す)とDeFiアプリケーションの活性化(利用可能な資本の増加)が、LSTを介して相互に依存し、互いを強化し合う関係性を加速させることを意味する。Strideのようなプロジェクト 15 が複数のチェーンにまたがってLSTを提供し、その流動性と統合(マネーネス)を高めようとする動きは、この相互依存関係が今後さらに深まっていくことを示唆している。ただし、この進化には新たなリスクも伴う。LSTプロトコル自体のスマートコントラクトの脆弱性、LSTとその裏付けとなるネイティブトークンとの価格乖離(デペッグ)リスク、そしてLSTプロバイダーがステーキング先のバリデーター選定において影響力を持つことによる中央集権化リスク(StrideがstTIAの設計で配慮している点 15)などについては、エコシステム全体で注意深く監視し、対策を講じていく必要がある。

2.5 主要VCの投資哲学と市場への影響

暗号資産業界の発展において、ベンチャーキャピタル(VC)は資金提供者としてだけでなく、エコシステムの方向性に影響を与える重要な役割を担っている。中でも、Paradigmは特に注目すべき存在である。約120億ドルの資産を運用するParadigmは、単なる投資会社ではなく、高度な研究機関とエンジニアリング組織を融合させたようなユニークなアプローチを採用している 16

Colossusによる記事 16 では、Paradigmの成功の背景にあるいくつかの特徴が明らかにされている。

  • 人材: Paradigmは、従来の金融業界の経歴にとらわれず、型破りな才能を持つ異才を積極的に採用している。例えば、MIT中退者や元著名ハッカー、トップレベルのゲームプレイヤーなどがチームに在籍し、彼らのユニークな視点やスキルが活かされている 16
  • 技術主導: Paradigmは、有望なプロジェクトに投資するだけでなく、暗号資産業界が直面する根本的な技術的課題の解決に貢献することを目指している。その一環として、自社で研究開発を行い、Foundry(スマートコントラクト開発ツールキット)やReth(高性能イーサリアムクライアント)といったオープンソースのツールやインフラストラクチャを開発・提供している。これは、業界全体の技術水準の向上と開発効率の改善に貢献している 16
  • 長期的な視点と信念: 共同創設者であるマット・ホアンとフレッド・アーサムは、暗号通貨とブロックチェーン技術が今後数十年にわたって世界に最も重要な技術的・経済的変化をもたらすという強い信念を持っている。そのため、短期的な市場の価格変動に一喜一憂することなく、長期的な視点に基づいた投資判断を行っている 16
  • 誠実さと透明性: 暗号資産業界では、過去に不正や不透明な運営が問題となるケースがあった。Paradigmは、業界内で信頼される機関となることを目指し、高い倫理観と透明性を重視している。過去のFTXへの投資失敗を教訓とし、投資先の創業者との価値観や理念の一致をより重視するようになったとされる 16
  • 投資家と構築者の融合: Paradigmは、単に資金を提供する「投資家」であるだけでなく、自ら技術を開発し、業界のインフラを整備する「構築者(ビルダー)」としての側面も併せ持っている。これは、従来のVCとは一線を画す、より積極的で実践的な関与の仕方である 16

Paradigmのこのようなアプローチは、暗号資産業界におけるVCの役割が変化していることを示唆している。従来のVCが主に資金提供と人脈紹介に重点を置いていたのに対し、ParadigmのようなトップVCは、自ら深い技術的専門知識を持ち、研究開発を行い、業界標準となり得るようなオープンソースのツールやインフラを構築することで、技術的リーダーシップを発揮しようとしている 16。彼らが開発・支援するツールや研究成果は、特定の投資先企業だけでなく、業界全体の開発者に利益をもたらし、開発の効率化、ベストプラクティスの普及、そして技術的な標準化を促進する効果がある。これにより、業界全体の技術的進歩が加速される可能性がある。したがって、市場参加者や開発者は、VCの投資先の動向だけでなく、彼らがどのような技術スタックを推進し、どのような研究テーマに注力しているかにも注目する必要がある。Paradigmのような影響力のあるVCが主導する技術や標準は、将来の業界のデファクトスタンダードとなる可能性があり、エコシステム全体の技術的な方向性に大きな影響を与えると考えられる。

第3部:開発の未来:AIの影響とデベロッパーの役割変化

3.1 AIコーディングエージェントの可能性と課題

人工知能(AI)、特に大規模言語モデル(LLM)の急速な進化は、ソフトウェア開発の分野にも大きな変革をもたらし始めている 17GitHub Copilotのようなコード補完・生成ツールは既に多くの開発現場で利用されているが、さらに進んだ「AIコーディングエージェント」と呼ばれるツールが登場しつつある。これらのエージェントは、単にコードの断片を提案するだけでなく、より自律的に、与えられた指示や目標に基づいて、コードの生成、実行、デバッグ、修正を行う能力を持つと期待されている 17

O'Reilly Radarの記事 18 では、このAIによる変化は「我々が知っているプログラミングの終わり」を意味するのではなく、プログラミングという行為のあり方そのものを根本的に変えるものだと論じられている。プログラミングの歴史を振り返れば、物理的な配線から機械語アセンブリ言語、そして高水準言語へと、常に抽象度の高いレベルへと進化してきた。AIによる自動化や支援は、この進化の延長線上にあると捉えることができる 18

mizchi氏によるZennの記事 17 では、ClineというAIコーディングエージェントの具体的な利用経験に基づいて、その可能性と課題が詳細に論じられている。Clineは、人間が開発環境で行うように、ファイルを参照したり、コマンドを実行したりしながら、コードを生成・修正していく能力を持つとされる。特に、外部の複雑なコンテキストへの依存が少なく、技術的なドメインに閉じられたタスク(例:特定のライブラリを使った機能実装)や、テスト用のモックデータを生成するようなタスクにおいて高いパフォーマンスを発揮するという。一方で、複数のファイルやモジュールにまたがるような広範なコンテキストを維持することや、RustやHaskellのようなコンパイラの制約が非常に厳しい言語の扱いは、現在のところ苦手な領域であるとされる 17

AIコーディングエージェントの登場は、開発者の生産性を飛躍的に向上させる可能性を秘めている。定型的なコードの記述、単純なバグの発見と修正、ドキュメントの自動生成といった作業をAIが肩代わりすることで、開発者はより創造的で付加価値の高い作業に集中できるようになるかもしれない 17。しかし、これは同時に、開発者に求められるスキルセットが変化することも意味する。AIが低レベルなコーディング作業を効率化するにつれて、開発者の価値は、単に「どのように(How)コードを書くか」という実装の詳細から、「何を(What)解決すべきか」という問題定義や、「なぜ(Why)そのように設計するのか」というアーキテクチャ設計やトレードオフの判断といった、より高次の思考能力へとシフトしていくと考えられる 17。AIの実行速度が人間を上回るようになると、むしろ人間の方が意思決定のボトルネックになる可能性すら指摘されている 17

また、AIコーディングエージェントの利用には潜在的なリスクも伴う。Clineの事例 17 では、エージェントが環境情報を取得したり、生成したコードをテストしたりするために、開発環境内で様々なコマンドを直接実行しようとすることが指摘されている。これが意図しない副作用を引き起こしたり、悪意のあるコードが実行されたりするセキュリティ上のリスクに繋がる可能性がある。開発者がAIの提案を鵜呑みにし、十分な確認を怠るようになると、このリスクはさらに増大する。将来的には、コンテナ技術やWebAssembly Sandboxなどを活用した、より安全なAI実行環境の整備が重要になるかもしれない 17

3.2 プログラミングパラダイムの変化と求められる新スキル

AIコーディングエージェントの普及は、単に開発ツールが進化するというだけでなく、プログラミングという行為のパラダイム自体を変化させる可能性がある 17。従来、開発者はアルゴリズムやデータ構造レベルで詳細な実装手順をコードとして記述してきた。しかし将来的には、開発者はより高レベルな目標や仕様、あるいは「意図(Intent)」を自然言語やそれに近い形でAIに伝え、AIがその意図を汲み取って具体的なコード実装の大部分を担当するという形が主流になるかもしれない。

このような新しいパラダイムにおいては、開発者に求められるスキルも変化する。mizchi氏の記事 17 では、AI時代のプログラマーにとって重要となるであろうスキルセットとして、以下の点が挙げられている。

  • コンテキスト記述能力: AIがタスクを正確に理解し、適切なコードを生成するためには、必要な背景情報、制約条件、依存関係といった「コンテキスト」を過不足なく、かつ明確にAIに伝える能力が不可欠になる。
  • ドメイン記述能力: ソフトウェアが解決しようとしている現実世界の問題領域(ドメイン)を深く理解し、その知識をAIが解釈可能な形でモデル化し、記述する能力が重要になる。これには、ドメイン駆動設計(DDD)で提唱されているような、ユビキタス言語の構築や境界づけられたコンテキストの識別といった概念が役立つ可能性がある。
  • AI性能への直感: AI(特にLLM)には得意なことと苦手なことがある。どのようなタスクであればAIに任せられるか、どのような指示を与えれば質の高いアウトプットが得られるか、AIが生成したコードのどこに注意すべきか、といったAIの能力と限界に対する深い理解と直感が求められる。
  • 抽象化能力: 問題の本質を捉え、複雑なシステムを理解可能な単位(モジュールやコンポーネント)に分割し、それらの間の適切なインターフェースを設計する能力は、AIを活用する上でも依然として、あるいはこれまで以上に重要となる。

AIがコードを書くようになるとプログラマーは不要になるのではないか、という議論もあるが、17 では、プログラマーの役割は単なる「コーダー(コードを書く人)」ではなく、複雑な問題を理解し、それを分析・分解し、解決策を設計・構築する「問題解決の専門家」であると強調されている。AIのプログラミング能力は、結局のところ、人間がどれだけ質の高い情報(コンテキスト、ドメイン知識、設計)を与えられるかに大きく依存するため、人間の専門知識や高度な思考能力は依然として不可欠である。ただし、翻訳業におけるAIの影響のように、変化に適応できない、あるいは主に低レベルなコーディング作業に従事してきた開発者の仕事は、AIによって代替され、減少していく可能性も考慮する必要があるだろう 17

一方で、AIによる開発プロセスの変革は、新たなリスクを生む可能性も孕んでいる。AIは驚くべき速度でコードを生成できるが、そのコードが常に高品質で、保守性や拡張性に優れているとは限らない 17。開発者がAIの生成したコードを十分にレビューし、その意味や影響を理解しないまま安易に受け入れてしまうと、知らず知らずのうちに技術的負債(将来の変更や修正を困難にするような質の低いコードや設計)がシステム内に蓄積されていくリスクがある。また、前述の通り、AIエージェントが開発環境や、場合によっては本番環境にアクセスしてコマンドを実行するようなケースでは、セキュリティ上のリスクも増大する 17。生産性向上のプレッシャーの中で、コードレビュー、テスト、セキュリティ対策といった品質保証活動が疎かになる懸念もある。したがって、AIを開発プロセスに導入する際には、生産性向上というメリットを享受すると同時に、コードの品質、保守性、セキュリティを確保するための新たな開発プラクティス、検証ツール、そして開発者自身の意識改革が不可欠となる。AIが生成したコードに対する責任の所在や、AI利用に関する倫理的なガイドラインなども、今後重要な議論のテーマとなるだろう。

はい、承知いたしました。以下に2つの記事を統合した要約を日本語で作成します。


MEV(最大抽出可能価値)の現状と課題:イーサリアム、BSC、Solanaの比較分析

MEVとは何か? なぜ問題となるのか?

MEV(最大抽出可能価値)は、ブロックチェーンの検証者(Validator)やマイナーが、トランザクションの順序変更、挿入、検閲を通じて得られる潜在的な利益のことです。DeFi(分散型金融)、特にAMM(自動マーケットメーカー)の普及により、トランザクションの順序が手数料以外の収益機会を生み出すようになり、MEVが顕在化しました。

MEVは本質的に、ユーザー、DeFiプロトコルブロックチェーン基盤、検証者、サーチャー(MEV機会を探す者)、ビルダー(ブロックを構築する者)など、多くの関係者の利害が絡み合う複雑なゲーム理論・多目的最適化問題です。絶対的な正解はなく、各ブロックチェーンのMEVへの取り組み方は、その価値観や優先順位を反映します。

特に問題視されるのが「サンドイッチ攻撃」です。これは、攻撃者がユーザーの取引(特にAMMでのスワップ)を検知し、その取引の前後で売買を行うことで価格を操作し、ユーザーに不利なレートで取引させ、差額を利益として得る手法です。ユーザーが高いスリッページ許容度を設定し、かつ取引が公開メモリプール(Mempool)で見える状態にある場合に発生しやすくなります。

ユーザーがMEV(特にサンドイッチ攻撃)から身を守るには、取引のプライバシーを高める(プライベートRPCや専用のトランザクション経路を使う)か、スリッページ許容度を低く設定する必要があります。

ブロックチェーンにおけるMEVの現状と対策

  1. イーサリアム (Ethereum):分散化を優先

    • DeFi発祥の地であり、MEV問題に早くから取り組んでいます。
    • PBS(Proposer-Builder Separation:提案者・構築者分離)モデルやFlashbotsのような透明性の高いオークションメカニズムを導入し、MEV抽出を市場原理に委ねつつ、公平性を目指しています。
    • L2(レイヤー2)の発展によりL1(レイヤー1)のMEV機会は一部減少しましたが、依然として高額取引や機関投資家による利用が中心で、MEV自体は存在し続けています。
    • 単純なサンドイッチ攻撃の収益性は競争激化や対策技術(TWAP/DCA戦略、プライベートトランザクション、OFAなど)の普及により低下していますが、クロスチェーンアービトラージ清算など、より高度なMEV戦略が主流になりつつあります。
  2. BSC (BNB Smart Chain):ユーザー体験の保護を優先

    • 最近のMemeコインブームなどで取引量が急増し、ユーザーが悪意のあるMEV(特にサンドイッチ攻撃)を体感しやすくなっています。ただし、データ上、攻撃の「割合」が他チェーンより極端に高いわけではありません。
    • ユーザーが迅速な取引を優先して高いスリッページを設定することが、攻撃機会を増やしている側面もあります。
    • BSCは、ブロック生成時間を750ミリ秒未満に短縮する(サブセカンド時代へ)ことで、トランザクションの確認速度を上げ、MEV攻撃のリスクを低減しようとしています。また、TEE技術などを活用したプライベートトランザクションプールの改善も検討しています。
  3. Solana:取引効率と市場競争を優先 (Jitoによるエコシステム形成)

    • 特徴:スループット(400msブロックタイム)だが、設計上、検証者(リーダー)の権力が集中しやすい構造を持ちます。公式なメモリプールがなく、MEVの問題がより顕著で、収益も集中しやすい傾向があります。
    • Jitoの支配: SolanaのMEVエコシステムは「Jito」というプロトコル/クライアントによって大きく形作られています。Jitoはプライベートメモリプールと「Tips(チップ)」と呼ばれる優先手数料の仕組みを提供し、ユーザーはTipsを支払うことで取引の優先処理を要求できます。現在、ステーキング量で加重すると94%以上の検証者がJitoクライアントを使用しており、事実上の標準となっています。
    • MEVの規模と性質: Solana上のMEVは「小額高頻度」が特徴です。Heliusの報告によると、過去1年間で9000万件以上の裁定取引が検出され、平均利益は$1.58ドルと小さいものの、総額では約1.4億ドルに達します。サンドイッチ攻撃も同様に高頻度です。
    • 利益の集中: SolanaのMEV利益は、1) Jitoプロトコル自身(Tipsの数%を手数料として徴収、年間推定3500万ドル)、2) 高額ステーキングを持つ大手検証者ノード(ブロック生成確率が高く、多くのTipsを得る)、3) ブロックスペース販売ブローカー(検証者から優先権を買い、高額なTipsを付けてユーザーの取引をバンドル販売し差益を得る)に集中しています。
    • クライアント競争: Jitoが支配的ですが、より公平性を目指すPaladin(Jito改良版)や、高性能を追求するFiredancer(Jump Crypto開発、Jito互換性追加)などのクライアントも存在し、今後の性能競争や公平性を巡る競争が予想されます。
    • 機関投資家の影響力: Solanaの構造は機関投資家による影響力拡大に適しており、Sol Strategiesのような企業がノード買収、ガバナンス提案、ETF関連事業などを通じて影響力を強めようとする動きが見られます。

まとめとユーザーへのアドバイス

MEVはあらゆるブロックチェーンに存在する課題であり、各チェーンはそれぞれの哲学に基づいた対策を進めています。イーサリアムは分散化と市場メカニズム、BSCはパフォーマンス向上によるユーザー体験改善、SolanaはJitoを中心とした効率と競争によるエコシステムを形成しています。特にSolanaでは、MEVが非常に活発で利益も大きい一方、その利益と権力が一部のプレイヤー(Jito、大手検証者、ブローカー)に集中している点が特徴的です。

一般ユーザーにとっては、どのチェーンを利用する場合でも、AMM関連の取引を行う際は、可能な限りプライベートトランザクションプールやプライベートRPCを利用し、取引の可視性を下げることが、サンドイッチ攻撃などのMEVリスクを低減する上で有効な対策となります。

 

結論

本レポートで分析した複数の情報源は、ブロックチェーン技術、暗号資産市場、そしてソフトウェア開発の領域が、現在進行形で急速な進化と変化の只中にあることを明確に示している。主要なトレンドとして、以下の点が浮かび上がってきた。

  1. スケーラビリティと相互運用性の追求: ビットコインL2ソリューションの多様化と機能拡張 3、そしてイーサリアムにおける並列実行の模索 11 に見られるように、既存ブロックチェーンの性能限界を克服するための技術開発が活発である。同時に、L2やロールアップの増加に伴う断片化問題を解決するため、インテントベースブリッジ 10 やチェーン抽象化 9 といった、チェーン間の相互運用性を高め、ユーザー体験を向上させるための技術への注目が高まっている。
  2. 市場分析と投資戦略の洗練化: 個人投資家向けのトークンリサーチにおいて、ファンダメンタル分析とセンチメント分析の両面からの評価の重要性が認識されている 12。また、エアドロップ戦略においては、短期的な注目度と長期的な価値維持のバランス、特にFDVと流動性の管理が成功の鍵であることが示された 13。さらに、L1/L2トークンの価値評価においては、従来の財務指標ではなく、「トーク保有者への純収入」という概念に基づき、ネットワークの経済活動(REV)と運営コスト(オペレーター支払い)を分析する枠組みが提案されている 14。リキッドステーキング 15 の台頭は、PoSネットワークの資本効率性を高め、DeFiとの連携を深める新たな動きとして注目される。
  3. VCの役割変化: Paradigmの事例 16 に代表されるように、有力なVCが単なる資金提供者にとどまらず、自ら研究開発を行い、オープンソースのツールやインフラを提供する「構築者」としての役割を強めている。これは、業界全体の技術的進歩と標準化を加速させる要因となり得る。
  4. AIによる開発パラダイムシフト: AIコーディングエージェント 17 の進化は、ソフトウェア開発の生産性を飛躍的に向上させる可能性を秘めている一方で、開発者に求められるスキルセットを、実装の詳細から問題定義、設計、抽象化といった高次の能力へとシフトさせている。これに伴い、コード品質の維持やセキュリティリスクへの対応といった新たな課題も生じている。

これらのトレンドは、それぞれ独立しているわけではなく、相互に深く関連し合っている。例えば、L2やロールアップの普及(トレンド1)は、必然的にクロスチェーン技術やチェーン抽象化の需要を高め(トレンド1)、またL2トークンの価値評価(トレンド2)におけるL1への依存コストという側面を顕在化させる。リキッドステーキングの成長(トレンド2)は、PoSネットワークのセキュリティとDeFiエコシステムの活性化を相互に結びつける。そして、AIによる開発効率の向上(トレンド4)は、複雑化するブロックチェーンインフラ(L2、ブリッジ、抽象化レイヤーなど)の開発を加速させる可能性がある一方で、その品質や安全性を確保するための新たなスキルやプラクティスが求められる(トレンド4)。

今後の展望として、これらの領域における技術革新(例えば、並列実行可能なEVMの成熟、ゼロ知識証明技術の応用拡大、より安全で効率的なクロスチェーン通信プロトコルなど)は継続し、市場もより洗練された価値評価モデルやリスク管理手法を取り入れて成熟していくと考えられる。同時に、インフラレベルではチェーン抽象化やAIを活用した開発ツールの進化が進むだろう。しかし、これらの進歩は、中央集権化のリスク(L2シーケンサー、ブリッジオペレーター、LSTプロバイダーなど)、スマートコントラクトやプロトコル脆弱性、AI利用に伴う未知のリスクといった、新たな課題やリスクも伴う。したがって、ブロックチェーンエコシステムに関わる全てのステークホルダーは、これらの技術的・市場的動向を継続的に注視し、そのメリットを最大限に活用しつつ、潜在的なリスクに対して適切に対応し、変化に適応していくことが、今後の持続的な発展のために不可欠となるであろう。

引用文献

  1. Bitcoin's Layer 2 Landscape: An Overview - SubQuery Blog, 4月 28, 2025にアクセス、 https://blog.subquery.network/bitcoins-layer-2-landscape-an-overview/?lng=en
  2. What Are Bitcoin Layer-2 Blockchains and How Do They Work ..., 4月 28, 2025にアクセス、 https://tangem.com/en/blog/post/bitcoin-layer-2-blockchains/
  3. Bitcoin Layer 2 Solutions - Blockchain App Factory, 4月 28, 2025にアクセス、 https://www.blockchainappfactory.com/bitcoin-layer-2-solutions
  4. What Are Bitcoin Layer 2 Networks? | Binance Academy, 4月 28, 2025にアクセス、 https://academy.binance.com/en/articles/what-are-bitcoin-layer-2-networks
  5. Top Bitcoin Layer 2 Solutions to Look Out for in 2024, 4月 28, 2025にアクセス、 https://www.antiersolutions.com/top-bitcoin-layer-2-solutions-to-look-out-for-in-2024/
  6. What Are Bitcoin Layer 2s and Top Bitcoin Layer 2 Projects | CoinGecko, 4月 28, 2025にアクセス、 https://www.coingecko.com/learn/bitcoin-layer-2s-top-bitcoin-layer-2s
  7. The Best Bitcoin Layer-2 Chains For DeFi and DApps in 2024 - CoolWallet, 4月 28, 2025にアクセス、 https://www.coolwallet.io/blogs/blog/best-bitcoin-layer-2-chains
  8. What Are Layer 2 Blockchain Scaling Solutions and What Benefits Do They Offer?, 4月 28, 2025にアクセス、 https://pixelplex.io/blog/what-is-layer-2/
  9. A Whirlwind Tour of Chain Abstraction - Thanefield Capital, 4月 28, 2025にアクセス、 https://thanefield.capital/a-whirlwind-tour-of-chain-abstraction/
  10. The Untold Trade-Offs in Intent-Based Bridges - LI.FI, 4月 28, 2025にアクセス、 https://blog.li.fi/the-untold-trade-offs-in-intent-based-bridges-1c7e5cdd0ac0
  11. Gate Ventures研究洞察:Parallel Execution突破瓶颈,以太坊EVM的 ..., 4月 28, 2025にアクセス、 https://www.odaily.news/post/5199213
  12. How to research tokens as retail | Simplicity Group | Tokenomics ..., 4月 28, 2025にアクセス、 https://www.simplicitygroup.xyz/blog/how-to-research-tokens-as-retail
  13. Airdrops in the Barren Desert - Keyrock, 4月 28, 2025にアクセス、 https://keyrock.com/airdrops-in-the-barren-desert/
  14. L1 & L2 Token Value Capture - DBA, 4月 28, 2025にアクセス、 https://dba.xyz/l1-l2-token-value-capture/
  15. Modular Money: Liquid Staking for People in a Hurry - DBA, 4月 28, 2025にアクセス、 https://dba.xyz/modular-money-liquid-staking-for-people-in-a-hurry/
  16. Paradigm Shifts - Colossus, 4月 28, 2025にアクセス、 https://joincolossus.com/article/paradigm-shifts-matt-huang/
  17. CLINEに全部賭けろ - Zenn, 4月 28, 2025にアクセス、 https://zenn.dev/mizchi/articles/all-in-on-cline
  18. The End of Programming as We Know It – O'Reilly, 4月 28, 2025にアクセス、 https://www.oreilly.com/radar/the-end-of-programming-as-we-know-it/

Godsunchaine ToptierDeckはおいくら万円?

こんにちは。
暗号通貨お祭りやろうこと私です。
TLで頻繁に話題になっているGodsunchainedのToptierDeck/MMR高い人が使ってるデッキ)はいくらで作れるの?


カードゲームはメタゲーム

unchainedstats.com

f:id:intbicon:20191209133201p:plain




面倒くさいから計算結果だけどん!!

DEATH

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WAR

f:id:intbicon:20191209141349p:plain

 

MAGIC

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LIGHT

f:id:intbicon:20191209143723p:plain



WARとLIGHTが安い!!

DemogorgonとGod固有レジェンドのAvatar of ****を入れなければ約50$-70$に治りそうな気配。
Demogorgonはトップエピック・共通カード・複数デッキ採用で役満です。買い占めろ(買い占めめろとは言ってない)

以下Genesisカード・レジェンダリーの価格降順

f:id:intbicon:20191209150037p:plain

在庫から見るとAvatar of Magicがメタゲームの中心にいる雰囲気がある。


共通Genesisカード・エピックの価格降順

f:id:intbicon:20191209150619p:plain
エピックはDemogorgonが頭を抜けて高い。


仮に優勝賞金が1M$超えるなら1万五千円で参加できるのは結構安いと思う(ポーカー大会とかから考えると)

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誰が大量保有してるのか補足しようと思ったけど、ちらほらやってみて調べる方法が見当たらなくて面倒臭くなって満足した。

ちなみに週末の構築ランクマッチ(景品が出るやつ)は参加者1500人いないくらいのようです。

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一位の人はLight使ってるみたいだからLightが良いんじゃないでしょうか(知らんけど)

結論
・200$あればだいたいのデッキつくれる
・50$でWarかLightのデッキ作って遊んでハマったらGenesisの強いカード買って好きなGodやれば良いんじゃね?(鼻ホジ)
ほな、コアカード集めしましょうねー

 

 

 

続きを読む

謝謝習近平

先日習近平氏の「Blockchainの開発を勧めよ」という鶴の一声でBTC.ALT相場は賑わいを見せ往年のセクター連動を見せています。
ここで冷静になって一連の流れをまとめてみたいと思います。
(ソースがTwitterのモノもありますのでしっかりと詳細を追いたい方はご自分で一次ソースの確認をお願いします。掲載情報には幾ばくかの嘘や語弊があるでしょう)

 


まず中国国営通信社「新華社」による発表です。
10月24日に研究会が行われ、10月25日に政府より習近平氏の発言が発表されました。
習近平氏「ブロックチェーン技術は新世代技術として開発・運用していくべきである(超意訳)」

www.xinhuanet.com(日本語)
http://jp.xinhuanet.com/2019-10/26/c_138504076.htm

 


しかし、習近平がいきなりブロックチェーン技術に触れ出したかというとそういうわけではなく、2018年5月に行われた中国科学技術の講演会で「中国が技術的革新の指導者となるべく新世代における人工知能や量子技術、IoT、モバイル通信や"ブロックチェーン"などの研究に更なる発展を期待している(超意訳)」と発言しており、予ねてより技術的な価値を認めていました。

xinhuanet.com


中国は暗号通貨技術の特許申請数が世界二位ということもあり確固たる立場を築きたいのでしょう。

www.iam-media.com

 


ここで大事になるのは、
先日の発表が「中国中央委員会政治局」で行われたということになります。


そしてこの発言は中国の中央委員会発行紙人民日報にもまとめられました。

f:id:intbicon:20191028130549p:plain






同時に 10月26日中国人民代表大会において、2020年1月実施予定の暗号法が可決されました。

密码法表决通过!明年1月1日起施行_新闻_央视网(cctv.com)

 


これらの発表を経て中国は大騒ぎの様相のようです。
Baidu、Wechatの検索数は下画像のようにかなりの伸びを見せました。

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日本のブロックチェーン学習系サイトPoLのCEOであるTomohiroTagami氏は現地の反応をこのようにまとめてくれています。

 

中国のテレビ局CCTVでも放送されたようです(中国語わかりません)
 

 


習近平氏の発言が出回り中国関係のAltcoinは価格が高騰しました。
(一例Binance上場銘柄)

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Nasdaq上場銘柄のXNET(BlockchainConseptStock)も高騰しています。

 



が、ここで大事なのは中国はBitcoinではなくBlockchain開発を振興すると言っただけであり、BitcoinやEthereum, Smartcontractはユースケースの一つだと、中国の公式教育プラットフォームでも言われているということです(超意訳)。

 

投機の過熱を危惧して10月27日(中国時間日曜夜)のCCTV2の番組でも中国政府高官が
ブロックチェーンは革新的な技術だ。だがしかし投機に熱くなってはいけない。冷静になるように(超意訳)」との発言をしました。

 

 

これらの流れから月曜日マーケットオープン後
中国のブロックチェーン関連・投資を行っている中国A株は高騰

 



の流れのようです。

今後の盛り上がりや中国の動きが楽しみですね。

以下界隈の反応や深掘り

 

 

 

alis.to

 

hi-blockchain.world

香港でCrypto系Fundのガイドライン制定

bitcoinmagazine.com

中国のCryptoHedgefund

www.cryptoinvestor.asia



以下参考までに
中国産業情報技術省傘下の情報産業開発センター(CCID)による暗号通貨プロジェクト格付けです。

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中国発プロジェクトとそうではないものがあるようで、値動きもそれに近い形となっているような気がしますね。
思惑買いというのもあるような気はしますが、よーいドン!で買わなくても間に合ったという意味では良いセクター連動だったのではないでしょうか。
10月26日11:20からの計測結果です(Binance)

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ふふんとささやかながらまだまだ私もALTcoin勢だよということをチラつかせて終わりにしたいと思います。




お読みくださりありがとうございました。
読みにくい等の苦情は受け付けません。また事実/時系列の関係性はわかりやすく表現するために前後入れ替えなどを行っております。詳しくは自分でソースを確認するように。
中国語→英語、中国語→日本語のGoogleTranslateの精度もっと上がれ

また、これらの執筆にあたって無断で引用しているため、怒られたら即座に消します。
引用させてもらっている方々と中国情報の一番槍であるDovey wan氏に多大な感謝を。

深セン空港行きの飛行機の中から)

テストサーバーの話

どうも、私です。
日頃は暗号通貨プロジェクトやALTTrade・BitcoinFXで主に楽しんでいるしがないウェルシュコーギーペンブローク(満6歳)です。
今回は最近遊んでいた"おもちゃ"の話をします。

今回取り上げる"おもちゃ"は
Bitmexにインスパイアされた新規BTCFXサービスで行われた取引コンペティションです。基本的なシステムはBitmexと同じと思って貰って差し支えありません。

以下コンペティション詳細になります。

 

 

まず目に入るのは賞金の多さですね。
10→5→2.5→1.25→0.625→0.3125と上位六人に入ればお小遣いには十分です。また私が参加したのは第二回からなのですが、第一回の入賞者の数や資産残高から入賞が現実的だと判断しました。つまり楽しく遊んで(バグ報告もして)お小遣いをもらってどこか旅行でもしたいなと思ったわけです。

ここで一つ入賞の鍵となりそうなのは、「アカウント作成後、初期資金として10btcを獲得する」という点です。
つまりアカウントを無限に作ることで、市場に無尽蔵のお金を供給できるのです。
そこから「真面目にトレードしなくても市場操作できるんじゃないか?」と思い実行したことについて綴っていきます。

 


試算はざっくり実現可能かどうか机上で測っただけなので悪しからず。計算間違い等々より実際にこういう立ち回りができる(できた)のではないかという話です。収益ランキング更新されて画像の用意ができなかったのはご愛嬌。


 

入賞条件

 

まず、大前提として入賞するための最終資産残高がどれくらい必要か。第一回の入賞ランキングについてです。
第一回入賞ランキングでは目標である6位の資産残高が"1000btc"でした。「そんなにいけるものなの!?」と思うかもしれませんが行けるかどうか考えてみましょう。。

10btcを原資に1000btcまで増やしていくにはざっくり3500k$(35億)稼ぐ必要があります。


常時レバレッジ25倍で250枚抱える単利の場合は下記のように利確をこなす計算になります。
250枚×n$幅=3500k$(1000btc)
から
n=3500k$/250枚で 14000$幅になりますね。

1日の値動き幅をわかりやすく完全にヨコヨコからシンプソンで動くとして上下で300$が2回あったとしましょう。(300$幅L→300$幅ドテンS)×2=1200$幅です。開催期間が7日間なので8400$幅を獲得した計算になり、常に完璧に値幅を捉え続けても足りません。

単利ではなく複利で計算した場合は保有枚数上限1000枚の縛りがあるのでひとまず置いておきますが、それでも「完璧に値幅を捉え続けてもボラがギリギリ足りるか足りないかレベル」ということはお判りいただけるかと思います。

 


仮説

ここで引っ掛かるのは「第一回入賞者は正攻法の裁量トレーダーだったのか」という点です。
では何かしら機械的取引を行って稼いでいた場合どういった動きが行われていて、出し抜く手段はあるのか考えてみたいと思います。

まず新規アカウントを作成することで市場にお金を供給できる前提で単純に値動きに対する依存が少ない簡単なBOTを考えてみます。

 

 

一つ目に思いついたのは"マイナス手数料"です。
マイナス手数料とは、板を出して約定させた場合に手数料を徴収されるのではなくメイカーフィーとしていくらか手数料が払われる仕組みです。約定した板の量*0.025%がマイナス手数料として支払われます。つまり、10000$の板を出した場合に10000$*0.00025=2.5USD獲得できます。

単純に10倍で試行するならば、
100000$*0.00025=25$が獲得できるので、これをn回行うことで総資産3500k$を目指します。

25$*n回=3500k$ 
なので
3500k$/25$=140000 
となりますので、上記の板出し約定を一人二役で14000回行います。
一日1440分×7日間で10080分なので、一分に一回以上行わなければいけません。

サーバーが落ちていた場合やスクリプト化の動作の調整など鑑みても「マイナス手数料単独では難しい」と結論付けました。

 

 

二つ目は、"FundingRate"です。
Fundingrateとはポジションの偏りに対して徴収される手数料のようなもので、8時間に1度保有しているポジション量から徴収されます。
ポジションの偏りはアカウントを大量に作成することで調整できそうです。

8時間に1度保有ポジション量に対して最大0.3%なので、3500k$(1000枚保有)抱えて迎えるとして3500k$*0.003=10500$を一度に獲得できます。
一日3回Fundingrate調整が行われ×7日間の開催で計21回発生するので、10500$*21=220.5k$が獲得できます


こちらもマイナス手数料同様に、単独では目標資産額には到達できません。

 

 

 

 

次はボラティティや環境に依存した"ハックな"手法について考えます。

1つ目に"マーチンゲール法"を思いつきましたが、保有枚数上限がある以上単純な倍々ゲームとは行きません。
仮に保有枚数上限がなく満足に約定・利確ができ、かつ倍々ゲームができるとすると

20の6乗が1280なので、単純に20btc抱えたアカウントを2の6乗個で128個。10btcスタートの場合256個必要になります。

とてもじゃないですが、難しそうです。しかしこの仮説は実践編で少し活かされます。

 

 

 

ここからが大事

2つ目は私が思いついた中で一番現実的な「板を吹き飛ばしながら利確"させる"」手法です。
板が薄ければ100枚成り行きを連打することで行うと30$以上動かせるのではないか。

1. 板を厚みを確認し板の薄い方向にメインアカウントでポジション(ここではロング)を持ちます。
2. メインアカウントで利確とドテンの指値を入れます。
3. 次に捨てアカウントを作成し、成り行き買いを連打しメインアカウントの利確とドテンを約定させます。
4. メインアカウントで今度はショートの利確指値とドテンの指値を入れます。
5. 捨てアカウントで手順3の反対を行います。


私の他にも参加者がおり、自動的に板を出すBOTも存在していたので、連続で成り行きを行うことが重要になります。

アカウントを大量に作成することで成り行きは何回でも行えるのでと希望が見えてきました。懸念は「私以外の参加者も恣意的なボラで儲けてしまう」点です。

 

 

この手法の場合は「n回試行することで目標金額に届く」ことより、「1回の試行あたり私の儲け>他の参加者の利益」になることが重要になります。
しかし、やってみなければわかりませんし、正攻法の裁量トレードを行うよりは勝機がありそうなので第二回コンペティションではこちらを採用しました。

 

 


 

 

手順と問題と実践


上記の手順を実行しようとした場合、一つサービス上の問題が発生しました。
それは「一度に成り行きを行える枚数がbtc60枚程度」ということです。板に対する処置なのか、成り行きもMarketCloseボタンも拒否されます。

このままではBOTの板出し速度を成り行き連打速度が上回らなければいけません。


BOT作成者もしくは他の参加者が気付くまでこの手法でもできないことはありませんが、非効率的であり捨てアカウントを大量に手動で作成しなければならないため手間がかかります。


では、一度に大量の成り行きを行うためにはどうするか。
「強制ゼロカットなら一度に保有ポジション全部成り行きされる」仕組みを使うことで解決できます。これに鑑みて手順を変更しました。

1.メインアカウントで強制ロスカット(250枚)でたどり着けるギリギリの板の暑さの手前に新規ポジションの指値をおきます。
2.捨てアカウント1でレバレッジを効かせロングポジション250枚持ちます。
3.捨てアカウント2でレバレッジを効かせショートポジションを250枚持ちます。
4.ボラティリティが発生し捨てアカウント1.2どちらかが強制ロスカットされるのを待ちます
5.メインアカウントで”基準価格より”優位なポジションが建ちます。
6.メインアカウントで基準価格付近に利確の指値をおきます
7.捨てアカウントで成り行きを行い、メインアカウントを利確させます。

 


この状況を作り、一番左のメインのアカウントで有利な指値で約定させます。

この手法ならポジションを持っている方向に動かない場合でもメインアカウントが利益が出せないという問題を、どちらに動いてもいいように両方向へポジション指値を置いておくことで解決できます。

 

ここで一つさらに悪いことを思いつきます。
「これって半端ないヒゲ出せるんじゃない?」
板をあらかじめ薄くすることで成り行きが走っていく幅を広げられるのではないのかと気づきます。

こちらが実際に私が出したヒゲの画像です。

とんでもないことになっています。

さらに悪いことを思いつきます。

「これ捨てアカウント複数で同じ価格で強制ロスカットされるようにしたらもっと先まで吹っ飛ばせるんじゃない?」

 

その結果がこれです。このやり方を行うとサーバーが止まるのでとりあえずは却下になりました(時系列前後は許してください)

 


 

 

 

実践


あとはこれを繰り返すだけです。念には念を入れ、仮説の検証だけを二日前に行い、少量最終日前日に稼ぎ、荒稼ぎはコンペティション最終日に行うことにしました。

 

しかし問題はまだ残っています。
「このボラは間違いなく私が作っているが、他の参加者の資産はどうなっているのか」という点です。
そして不安は的中します。

少量ヒゲを出し稼いだ直後の更新残高です。

 

こちらが最終日コンペティション締め切り12時間前の残高ランキングです。

 

 

私が70BTCほど稼いでる間に他の参加者がそれ以上増やしていることがわかります。ここでおかしな点が出てきました。

「私が約定のほとんどを受け持っている上に、他の参加者はヒゲ先での約定履歴が存在しません」。歩み値をみていると確実に私が最後の約定をさせており、板を余らせているので私より良いポジションを持ってる人はいません。

さらに、BOTが基準価格より前後30$幅にしか板を出さないような動きをしているため、私が作ったヒゲを私以上に拾っていなければこの増加量はとてもとてもと言いたくなります。しかしここで考え過ぎても仕方ありません。

私はBOTに負けることを覚悟し少なくとも"同じ悪さをしてる人"に勝とうと思いました。

 

 

あとはランキング更新からコンペティション終了まではやり続けるだけです。

途中で同じことをやろうとしている人がいたようで板出し合戦になりましたが、コンペティション終了六時間前にサーバーがダウンし、彼も心が折れたようでそれにて休戦の合図となり私も眠りにつきました。

こちらが最終残高です。

 

 

やはり上位陣の稼ぎ方が不穏な気はします。ですが、目標ランキングには入れたのでよしとするほかありません。

これで入賞賞金が0.3BTCをゲットできました。

 

 

 

 


第三回は、板の厚みや基準価格との乖離制限?が実装されたようでヒゲ出しは満足に行えませんでした。しかしマーチンゲール法を簡単に使いサボりながらも7位入賞です。入賞賞金は0.15BTCです

ここで前述の上位陣BOTが私より稼いでる理由かもしれないものを見つけます。それは、第二回では私のアカウントでは発生しなかった"ADL"です
"ADL"一時的に大きなボラが発生した場合、利益が出ているポジションも強制決済されるというものです(zaifに似たようなものがあったはず)
長いヒゲを出していた時のサーバーのラグは、利益ポジを抱えていたBOTがADL処理を行なっている時間だったかもしれません。
真偽は定かではありませんが、彼らのBOTのロジックなど教えてもらえたら面白いなと思うばかりです。


こちらもランキングを見ると、真っ当な手法で立ち向かうのは難しいかもなと思わされます。



第四回は、いたって普通の動きになっているようです。真面目に裁量トレードやろうと思ったのですが、適当に遊んでるだけで入賞を逃してしまいました。あと一回裏表を当てられたら結構な金額だったなと一位を狙いに行って大敗した負け惜しみを言っておきます。
第四回コンペティション結果

 

 

実際色々やったように思えますが、仮説・検証・実働はそんな長くなくむしろこの文章を書いてる時間の方がかかってるくらいなので、良いエアードロップでした。またこう言ったチャンスがあれば勝算を見積もって楽しませてもらおうと思っています。数少ないチャンスの一つを紹介してくれた上、システムのバグに対する愚痴に付き合ってくれた友人に感謝です。

こう言った本当に美味しい話はあまりおおっぴらにせず独占されがちだということも良い勉強でした。私一人ではありつけたかわかりません。人に勧めるというのは何かしら理由がある、と判断するのが食い合う世界で大事なことかもしれませんね。

 

 

 

こっから先は割とどうでも良い当たり前の話。

 

実際のトレードに活かせる点反省など

 

利確しなければ資産は増えない

当たり前のことですが、10btcの利確を狙いすぎて5btcの利確をし損ねてそのままゼロカットということがなんどもありました。
利確をすること、そして機械的に利確すること、よく言われていることですが「あぁこんな感じで資産が減っていくんだ」とよくわかりました。(某株有名人GIFUさんが教えてくれていることでもあります)
アカウントが無限に作れるので良しと言いたいところですが、これが現実のお金だったらと思うと....。

 

レバレッジを過度に効かせたら簡単に資産を吹っ飛ばせる

ヒストリカル・アクティブ・インプライドボラティリティなどという言葉がありますが想定しているボラと現実のボラに対する、自分の行動(エントリー利確損切り)はしっかり考えて置かないと....あとで泣きを見ますね。最終日ロスカット食らって入賞逃した教訓です。

 

マーチンゲールは楽じゃない

マーチンゲールは単純に其のほか諸々にかかるリスクが大きすぎて現実的じゃないです。「あれこの仕組みマーチンっぽくね?」みたいなBOTなどもあるようですが、板食いや遅延などを鑑みても優位性を保てる手法かと言われると難しいのかもしれないと言わせてもらいます。

 

 

以上 コンペティションで楽しんでお小遣いをもらった話でした。

皆様良きクリプトライフを。

何したらいいんだろう?ってなったとき振り返るやつ

・本読む

amazon kindle unlimitedは神。名著が読み放題の中に...!!!今ならなんと2ヶ月で会員99円。読み物として面白いので繰り返し読みたくなる。楽しい

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・ひたすら仮説検証反省する。
AだからB、AだからB'など仮説立てる。そうなるかもしれないっていう範囲でそうなった場合とそうならなかった場合を念頭において最善の手を打つこと(だと思っている)
楽しい。

 

・ニュース見る。市場の反応見る。
ニュースによって反応の良い場合、悪い場合、それに伴って周りに影響を及ぼす場合などがあるので見る。仮説立てるのに役に立つ。このファンダは良く捉えられるんだーとこのファンダで無反応かーなんでじゃろ...とか色々ある。楽しい。

 

・プロジェクト探す
現状暗号通貨から得られるものが、売買益に集中してるので人気が出そうな銘柄とか探す。おっ?てなった時に仮説検証反省からこの銘柄はどうなのか?とか色々深く考えられる。楽しい。

 

・クソコインみて笑う
とんでもないクソコイン見るのも楽しい。TOKUGAWACOINやCRYPTO HARBARE XCHANGEみたいなWPを見つけたときは手を叩いて笑う。楽しい。

 

ツイッター見る
自分が知らないものや情報の分析などを発信してくれる人を探す。色んな相関分析や知らない銘柄など教えてくれるので楽しい。仮説検証反省に役に立つ。楽しい。


・尊敬する兄さんのポジションを予想する
あの人ならどうする...?あの人なら...?って頭の中に優秀な人をインプットしていく。おぉ〜ってなったとき気持ちいい。損益チャートとチャート重ねたりツイートとチャート重ねたり。楽しい。

 

・漫画読む
漫画読め。
蒼天航路・エマ・銀と金皇国の守護者リストランテパラディーゾ王様の仕立て屋・アドアストラ・センゴクピアノの森ヨルムンガンドネウロ・ジゼルアラン・海賊と呼ばれた男・シャーリー・シグルイヒカルの碁

プリニウス乙嫁語り幼女戦記・レイリ・ドリフターズ応天の門・薬屋の独り言・3月のライオン波よ聞いてくれ・図書館の大魔術師・服を着るならこんな風・BLUE GIANTアルスラーン戦記・ヴィンランドサガ・エロスの種子・宇宙兄弟亜人・アルテ・アオアシブラックラグーンGANGSTAハンターハンター・官能先生・ゴブリンスレイヤー王様達のヴァイキング・ランウェイで笑って・

くりぷとネタ単語シリーズ

日常編

  • 狂人
    >ALTの奥深くまでどっぷり浸かっている人。ALT冬の時期にTwitterで活発にはしゃいでるのはこのあたりの人達

  • 草コイン
    >定義は曖昧。WP読んで「なんかおかしいやろw」って思ったら草コインで良いと思う。日常的に使うと嫌がる人もいるので要注意。類義:バカコイン
    参考銘柄:http://cryptoshogun.hatenablog.com/

  • 大手取引所
    >Binance,Huobi,Okexそのほか出来高の多い取引所。出来高が多いだけでなく相場への影響力も呼ばれる理由の一つ

  • 魔界
    >わけわからない"草コイン"が上場しているところ。Coinsmarket,Coinexchange,Novaexchangeなど。狂人の住処でもある。

  • エアートレード
    >本当にやったのかやってないのかわからないけどドヤ顔してる人。それも商売の一つだったりしたりしなかったりする。

  • チンポロニエックス
    >某有名狂人ALTコイナーが発した謎の言葉。魔界の住人の彼にとって大手取引所Poloniexはち○ぽだと言うことかもしれないしそうじゃないかもしれない。

  • エロ動画屋
    >某日本取引所Z○ifの社長の前職を揶揄してつけられたあだ名。ちゃんと仕事してんのか?社長。元検事の弟呼び出すのは勘弁な。

  • 画像は私の乳
    >突如Twitterに現れた乳。ETHとXRPをガチホしてLISKとLTCとZECを回転するとか何とか。

  • seiyaされる
    >アカウント凍結される事。今はなき界隈トップブロガー。今はなき元祖イキリ人のこともさす。

  • 60億持ってる
    >60億持ってる人がいたらしい。あんまり言うと嫌がるからやめなよ!(言う)

  • JD
    >界隈のJD。自称JDだか本物JDだかを勘ぐるのはやめような。君がJDだと思えばみんなJD。
  • 893
    >BitflyerBTC-FXで大きな枚数を動かしてる人たち。OkexとBitfinexには本物の893がいるとか何とか。

  • 名前を言ってはいけないあの人
    >某有名サロンの主催。得意技はアブラ・ケダブラ(お前起訴すんぞ)

  • 暗号通貨の聖地
    >暗号通貨の聖地。自分の好きなところを勝手に聖地にして良い。聖地はみんなの心の中に。

  • 思い出すシリーズ
    >定期的に思い出される界隈のネタ。供養の意味も込められている。みんなも積極的に供養していこう。

  • スレイブボーガー
    >SwissborgをICOで買って含み損を抱えた人のこと。
    参考URL:https://swissborg.love/yagami-interview/

  • クレイジーサイコクリプト
    >狂人達が集まってできたメディア。狂人すぎて編集部が手に負えなくなった記事すらあると言う。
    参考URL:http://www.crazycrypto.info/entry/2018/03/01/114734

  • コムサ
    >COMSA[$CMS]を散々煽り散らかしたのにだんまりの界隈の古参。

  • ワベサーの姫
    >WAVES[$WAVES]をこよなく愛する界隈のオタク。呪文の詠唱とか文章力とか色々すごい。

  • リップラー
    >りっぷる社とXRPをこよなく愛する人々。いわゆる"ガチホ"と言う言葉が好き。私はFF14を続けるよ。

  • 全日本全部売れ協会
    >最近発足された新規団体。Bitmex支部とOkex支部がいる。とりあえず売りだー!って時に集合がかかる(かからない)。

  • 押し目のベストヒット
    >ごちそうさまでした君が書いたチャート解説から。押し目にベストヒットしてるらしい。ベストヒットメドレーとか深夜帯にやってるよね。詳しくはGoogle検索へ

  • 文盲
    >話が噛み合わない人に向ける言葉。○の内OLが放った一言から。
    文盲ですか?

 

銘柄由来編

  • ドラゴン
    >Bitcoin[BTC]
    なんかの集まりで自分たちのことを「DRAGONS DEN」って言ったかららしい。中国では龍は縁起物だもんな。

  • ドラゴンスレイヤー
    >Bitcoin Cash[$BCH]
    上記のBitcoinを揶揄した言葉。ドラゴン殺すとか勇者か君らは。

  • 青いの
    >Ripple[$XRP]
    りっぷるショートと言うと怖い人が湧いてきた時期に生まれた隠語。別称:ハンドスピナー


  • >Verge[$XVG]
    リブランド前のアイコンが雑草ぽかったから。類義:バラン。別称:ちんこ(フランス語でVergeはち○こ)、Pornhub(Verge決済が可能な有名アダルト動画サイト)


  • >DOGE[$DOGE]
    アイコンが可愛い。本名はかぼすちゃん。草コイン賭博場への入場券。

  • 交換日記
    >Status[$SNT]
    プロジェクトのスタッフが毎日日報をSlackにあげてたことに由来する。アプリ使ってる人見たことない。

  • 十年早かったやつ
    >Neuromation[$NTK]
    十年早かったらしい。十年早かった...。十年早かったってなんだ...?

  • 愛ですクンニ
    >AidosKuneen[$ADK]
    界隈でもファンが多い。愛だからね。クンニできない男は云々ってシミケンが言ってたような気がする。

  • メガネ
    >Loopring[$LRC]
    開発チームが全員メガネだったから。メガネ男子良いよな。

  • 母船
    >Mothership[$MSP]
    エストニアで取引所作る希望の船。別称:ノアの箱舟.沈没船

  • 大麻
    >Cannabs[$CAN],DOPE[$DOPE],Hemp[$THC]
    大麻絡みのなんちゃら。Bitcoinが下げ続けると大麻キメたくなった狂人達が買い漁るドラッグパーティーが開かれたりするとかなんとか。

  • エアドロ100万円
    >Ontology[$ONT]
    エアードロップでもらったTokenの価格が100万円を越えたことから。最近美味しいエアドロ聞かないね。

  • Bf金返せ
    >BitcoinGold[$BTG]
    配布すると言った$BTGをいつまでも付与してくれないため。付与は加納か不可能かつってなw加納じゃねーかつってw
  • 回復薬
    >Elixir[$ELIX]
    アプリリリースおめでとう。某TOKUGAWA様の好きコイン。

  • 爆薬
    >Tierion[$TNT]
    Masternodeブームを引き起こした文字通り火薬。Nodeから農奴→Node建てることを築城とも言う。TNTサーの姫もいる(酒浸り)。別称:資材

  • 経験値
    >ExperiencePoint[XP]
    このPoSで大損ぶっこいて良い経験値になった人も多いんじゃないかな(笑)経験値だけに(笑)

  • スイス
    >Swissborg[$CHSB]
    スイスの銘柄はたくさんあるけど、スイスと言ったらこれ。購入者の大半が日本人だったらしい。

  • 嵌めコイン
    >PAC[$PAC]
    元祖嵌めコインと言えばやっぱりこれ感。筆者が飲み会やってた時、店員の暗号通貨をほとんど知らない男性が「PACってやつ買えばいいんですよね?」って言ってくるくらいには普及してたらしい。

  • ペッグできなかったやつ
    >JPYZEN[$JPYZEN]
    Zaifが生んだ1円ペッグ通貨。1円でペッグするはずだったのに板が吹っ飛んで2000円をつけたという伝説がある。いわゆるゴミよりのゴミ。

  • うんこ
    >Z○ifToken[$z○if]
    うんちから生まれたうんこ。元検事の弟君起訴は勘弁な。起訴怖いから伏字。

  • ゲーム
    >GAME[$GAME],$MobileGO[$MGO]
    今じゃ話題にもならない悲しきモンスター。昔はよかったね。

  • AI
    >Numeraie[$NMR]
    NumeraieのおかげでAI銘柄触っちゃいかんわって勉強になったね。

  • 取引マイニング
    >Fcoin[$FT],Coinpark[$CP]
    取引マイニングってそもそもなんだ...?手数料還元って言え。

  • Burn銘柄
    >Trigger[$TRIG]
    驚異の80%Burnを行った後価格が一時10倍近くまで高騰したことから。Burnブームの火付け役。

  • カード決済銘柄
    >TenX[$PAY],Monaco[$MCO]など
    いつまでたってもカードが届かないことで有名。

 

 

 

 ・電子ゴミ
>>>含み損の間は全部電子ゴミと呼ばれる